前回紹介したTRONの将来性について考えます。
TRONの将来性を考えるのに外せないのは、「ロードマップ」の存在です。

このロードマップは2017年にTRONの公式サイトから発信された画像で広く流通していますが、現在はサイトから入手できません。
こちらの画像には全6段階に分けて記載されています。
- Exodus(エクソダス)【2017年8月~2018年12月】
- Odyssey(オデッセイ)【2019年1月~2020年6月】
- Great Voyage(グレイト・ボヤージュ)【2020年7月~2021年7月】
- Apollo(アポロ)【2021年8月~2023年3月】
- Star Trek(スター・トレック)【2023年4月~2025年9月】
- Eternity(エターニティ)【2023年4月~2025年9月】
各タイトル別にプロジェクトの目標が掲げられています。TRONの古いウェブサイトにおいて、最終的に2025年にはTronネットワークの全プラットフォームが稼働される予定でした。
TRONの最近のNiTROn2019というイベントで、TRON開発者のJustin SunはTRONとBitTorrentの将来と2019年のビジョンについて話しました。
この動画のスピーチで彼が設定した主な目標には、次のようなものがあります。
- TRONブロックチェーンのパフォーマンスを改善する
- ネットワークをより安全にし、プライバシーを保証するための知識証明の導入
- 主流の取引所で、TRXを主要なフラットと取引可能にする
- ブロックチェーンの大量採用の促進
- TRONはDappコミュニティに投資し、プロジェクトに取引所の流動性、インフラストラクチャ、マーケティングの露出、およびその他の形式のサポートへのアクセスを提供する
- TRONは世界中に更に多くのオフィスを開設する
TRONウェブサイトではプロジェクトの将来にはエコシステムの開発が含まれているため、誰もがそのエコシステムから利益を得ることができると述べています。
またホワイトペーパーのイントロダクションではエコシステムについて、”2018年7月のBitTorrentの買収は、分散型エコシステムを追求するTRONのリーダーシップをさらに強固なものにした。”と述べられています。↓
The July 2018 acquisition of BitTorrent further cemented TRON’s leadership in pursuing a decentralized ecosystem.
TRON Whitepaper Version: 2.0
TRONは、ユーザーであれ開発者であれ、TRONエコシステムの繁栄と構築をサポートする人は誰でも、そのコミットメントに対して報われると言います。
上記のことから、個人的にはTRONはプロジェクトが他のアルトコインより活発なイメージがあります。
今後もTRONの動きに注目して行きたいと思います。
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